とてつもなく遠くにいくための発想
どうも、しゅーぴーです。
今日は、とある本からの言葉を紹介します。例えば、みなさんが有名になりたいとして、「どれくらい有名になりたいですか?」とたずねられたとしましょう。なんと答えますか?
スポンサーリンク
こういった問に対して、こう答えた人がいます。
「わたしはパーシル・オートマティックのように有名になりたいのよ」
パーシル・オートマティックというのは、イギリスで最も売れている洗剤のひとつです。これは、イギリスの女性グループスパイス・ガールズの元メンバー、元サッカー選手デイヴィッド・ベッカム選手の奥さん、ヴィクトリア・ベッカムさんの言葉です。本は次のように続きます。
十代の頃のヴィクトリア・ベッカムの夢は、仲間内で一番になることや、有名な歌手になることでもなく、世界的なブランドになることだった。
ただ夢見ていただけじゃない。実際に手に入れようと強く望み、行動に出た。それがわたしたちと彼女のちがうところだ。
ポイントは、どれほど優れていたかではなく、どれほど優れた存在になりたかったかにある。
ヴィクトリアの言葉でおもしろいのは、自分をジョージ・マイケルやマライア・キャリーと比べるのではなく、洗剤のパーシル・オートマティックの知名度を成功の基準としたことだ。
それを鼻で笑うのは簡単だ。だが、彼女が今いる場所に到達できたのは、こういう極めてユニークな発想があったからこそなのだ。
ということです。確かに、自分を洗剤にひきつけて考えるのは独特な発想ですよね。しかしながら、なるほどなと素直に頷ける考え方です。自分の目指している所のスターを目指すように考えてしまいがちですが、そうではなく、全くことなるジャンルの、しかも、人ではなく、モノを挙げる発想は簡単そうで簡単でないですよね。どうしても、同じ枠を設定して考えようとするのが普通ではないでしょうか。
日本で言ったら、Perfumeののっちが「わたしはアタックのように有名になりたいのよ」って言うようなものですよ。スピードのHiroさんみたいになりたいです。とは、答えないわけです。
こういう考え方は日常でも役に立ちますよね。小さくとどまることなく、枠の大きな発想をすることで拓けることもあるかも知れませんね。
ではでは。
大事なのは今のあなたじゃない。この先、どのくらい上を目指そうと思っているかだ。改訂版 [ ポール・アーデン ]
|