たのしい工学

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継続の偉大さ

   

どうも、しゅーぴーです。

今日は継続することのたいせつさについて書こうと思います。

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レクタングル大

もう昨日のことになりますが、イチロー選手が世界最多安打記録を塗り替えましたね。イチロー選手を観ていると、継続することの偉大さというものを教えてもらっている気がしてなりません。イチロー選手が記録を打ち立てる度に、自分の生活がいかにあいまいなものかを指摘される気がします。

一流の選手でもヒットを打つ確率は高くても4割もないわけです。つまり、二回打席に立ったとしても一回打てるとは限らないわけです。そういう意味で、ヒットを打つという行為はとても精神的に根気がいる作業だと思います。わたしたちの日常生活の中で、四割に満たない確率の出来事を日々繰り返すことはほとんどないのではないでしょうか。

もちろん、それが仕事だから野球選手はヒットという目的を追求し続けることができるんだ。という事はあると思います。野球をすることが彼らの日常なのですから。しかしながら、野球選手皆がイチロー選手のようにヒットを打つことができないという厳然たる事実もあるわけです。では、この差というのは、一体何なのか。以前、イチロー選手はこんなことを言っていました。

・無駄なことって無駄じゃない。合理的なことは嫌い

・続けてみることは大事

・同じことをずっと続けてできる。車の中とか部屋の中とか、一曲だけでいける。すると、「おやおや」と気づいてくる。詞とアーティストがマッチしていないとか。

・すごく単純な作業ですけど、合理的な考え方を持っている人はそれを省きがち。だから見えないものもいっぱいある。狭い世界でもずっと見てたらいろんなことが見えてくる。それははっきり言える。

(2016.3.5報道ステーションで放送された稲葉氏との対談より)

これらの発言から、イチロー選手は一つのことを飽きずに継続できる才能があるのかも知れないと思いました。普通の人なら飽きて次に移ってしまうところを、彼の場合は延々とそれを飽きずに続ける。そして、続けているうちに法則や真理を見出し、いつのまにか本質をつかんでしまう。そういうことができる人なのではないかと思うのです。彼はヒットを打つことにもきっとこのように臨んでいのだと思います。

すると、イチロー選手が42歳となった今でも現役でやっているのが不思議ではないように思えます。世間の42歳という認識と、彼のもっている42歳という認識は明らかに違うはずです。年齢を重ねることとヒットを重ねることに、彼はきっと意味を見出さないでしょう。上記の発言を踏まえると、彼は野球選手として外野手としてチームに所属するからには、打席が回ればヒットを打つという繰り返しに、誰よりも飽きずに没頭してきただけなのです。そして、気がついたらいつの間にか月日とともに遠くまで来てしまった。そういう感じなのではと思ったりします。

これが、イチロー選手の偉業達成に関わる意識なのではないかと、愚考します。だからこそ、これだけヒットを重ねられるのでしょう。

わたしは、こういう意識でイチロー選手を見ているので、テレビで彼を観る度に継続することの大切さをいつも強く感じるのです。

そういえば、イチロー選手は故障をほとんどしません。そういう所からも、打席に立たなくてはヒットは絶対に打てないという言葉が聞こえてきそうです。健康体は何を継続するにも必要なことですからね。

ということで、次は米通算3000本安打に向かっていくイチロー選手を応援したいと思います。

ではでは。

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