ASKAさんの不起訴と、日本の警察のあやしさ
どうも、アイザワです。
今日は時事ネタを。
ASKAさんの不起訴報道が話題になってますね。いまだによくわからないのが、覚せい剤検査で陽性反応が出ているのに不起訴になるってことです。
朝のワイドショーによると、覚せい剤検査っていうのは、被疑者から摂取した尿を検査キットにかけて行われるらしいです。尿検査は、捜査官立会の下、性器から尿が採取されていることを確認した上で行われるようです。
それにも関わらず、ASKAさんの供述によると、尿ではなくお茶にすり替えて検査をしたというのですから、捜査官立会がしっかり行われていなかったことになりますね。
逮捕当初は、覚せい剤反応アリってことで、逮捕されたんだと思うんですが、そこから、タクシー内の様子の盗聴とか、ASKAさんの未発表の新曲が流されたとか、いろいろと個人のプライバシーを侵すようなことにまで発展したわけです。ここらへんはマスコミの横暴だとか騒がれてましたね。マスコミのやりすぎはずっと問題としてあるにせよ、今回悪いのは、もとを正せば警察でしょう。不起訴になるなら、逮捕されなければこんなことにはなっていなかったわけですからね。
朝のワイドショーによると、不起訴になった理由もはっきりとは語られていなかったんですが、ゲストコメンテーターの弁護士によると、お茶に擦り替えたことが発覚した時点で、尿検査の再検査がおこなわれるだろうとの見解でした。で、不起訴になるからには再検査結果で陽性反応がでなかったのだろうってことです。
で、報道で不起訴理由として伝えられていたのは「証拠不十分」ってことでした。
ん?って思いませんか。
逮捕に値する証拠があったから逮捕されるわけでしょう。ようは、誤った逮捕だったってことだと思うんです。それを「証拠不十分」とか、それっぽいことを言って、警察の間違いは正当化される。まあ、ここはマスコミの報道姿勢も関わっているのかもしれませんが、いずれにせよ、警察の社会に対する姿勢を疑わざるをえない一件ではないかと。
警察っていうと、正しいことしかやらない正義の組織だと思われるかもしれませんが、もっと疑ったほうがいいんじゃないかと思いますよ。
まあ、警察はヤクザより怖いっていわれるくらいですから、考えようによっては、そんなにいいもんじゃないとも思えるわけですが。
ではでは!