たのしい工学

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データから考える一般的なしあわせ

   

どうも、しゅーぴーです。

今日は、生活とひととのつながりのことを書こうと思います。

生活が苦しい世の中だとは言っているけど

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(引用:https://www.f-ric.co.jp/fs/200808/22-25.pdf)

これは今後、ものの豊かさと心の豊かさとどちらを生活に望むかという質問の統計結果です。「心の豊かさ(物質的にはある程度豊かになったので、これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きを置きたい)」が 62.6%、一方「ものの豊かさ(まだまだ物質的な面で生活を豊かにすることに重きを置きたい)」は28.6%と、心の豊かさを求める人が60%以上を占める結果となりました。こういう指標をみると、よくメディアで取り沙汰される貧困云々の話は、事実ではあるのでしょうけれど、全体としてはこの統計結果にあるように「心の豊かさ」を求めたいという人の方が多いわけで、物質的充足の得られない貧困というのは少数派に属するわけです。メディアの報道姿勢、そして、取材対象者の出演意図とを勘案すると、少数派の事実を国民に届けるという目的があるとも言えます。なので、現実の多数がこうであると考えてそれを受け取ってしまうと、ややずれてしまうわけです。こういった声というのは、その事実を知らせることで窮状が改善されたらよいという希望を世の中に求めると考えると、こういった願望を叶えるには、直接には職場や政府、間接には世論ということになるのでしょう。ネットの発達でSNSなどを通して世論が見えやすくなったとも言える時代ですが、世論が見えやすくなったとしても、それを適切に評価し反映するような政府、職場がなければ、改善することも難しいのかもしれません。

家族と心のつながり

一方、心の豊かさというのは、職場、地域、家族などの身近な人々とのつながりに関係するといわれます。中でも家族のつながりに関してはこんな結果があるそうです。

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(引用:https://www.f-ric.co.jp/fs/200808/22-25.pdf)

断トツなのが、「生活面でお互いに協力し助け合う」で、過半数を越えています。一方、先程の結果の「物の豊かさ」に関わるものだと、「経済的に支え合う」というのが2割強、3割ないくらいといったところでしょうか。家族関係においても「心の豊かさ」に関わる項目が軒並み上位を占めるという感じです。

しあわせの平均的なモデル

と、これらの結果を見ると、しあわせの平均的な形みたいなものがわかるような気もします。つまり、生活に苦しまないくらいの稼ぎは必要だけど、それがあればあとは人とのつながりをもてればしあわせに暮らせるということではないでしょうか。なので、お金があればしあわせになれると思っているひとは実際に稼いでみても、そんなにしあわせには感じないのかもしれません。超しあわせなのは、お金があって人とのつながりが豊かってことになるんでしょうけれど、お金がよその家庭よりも少しすくないからといって、よその家庭よりも絶対にふしあわせっていう風には決まらなさそうだってことです。それよりも、ひととのつながりをどれだけ持てるか、そういった面がしあわせには大きく関わりそうです。

まとめ

とは言え、一日の多くの時間を割くことになるであろう仕事に満足感がなければ、いくら家庭や環境に恵まれていても、満たされないものをごまかしごまかしって感じになってしまうとも思います。そういう時には、転職活動をしてみると、その悩みも晴れるかもしれませんよ。

ではでは!

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