じぶんの得意ほど、じぶんで見つけにくい。
どうも、しゅーぴー(@syuupii1)です。
今日TVを見ていたら、林修先生が出ていてこんなことを言ってました。
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世の中の問題はマトリックスを作れば大体解決できるということで、どうしたら幸せになれるかを紹介していました。
林先生は、自分がやっていて苦に感じないものをやれば良いという風なことを言ってました。この図のように「できる」「できない」「やりたい」「やりたくない」を割り振って、1番、もしくは2番にあてはまるようなことをやっていれば、仕事は続けられると言っていました。1番は文句なくやっていても楽しそうですが、2番もこれはこれで良いらしいです。この「できる」ということがどうやらポイントらしく、ここで引き合いに出されていたのが、マズローの欲求5段階説という概念です。ようは他者からの承認欲求が満たされると、それがたとえ自分のやりたいことにそぐわなくても、満足感が得られるので、続けることができるということです。また林先生と同じようなことを、任天堂の故・岩田前社長も言っていたと紹介していて、
好きじゃないけど得意なこともありますし,好きだけど,実はあんまり得意じゃないよっていうことも結構あって。だから,仕事というのは「得意なこと」をやった方がいいんです。好きだけど得意じゃないことに溺れると,仕事っておかしくなることが多いんです。
自分の労力の割に周りの人がすごくありがたがってくれたり,喜んでくれたりすることってあるじゃないですか。要するにね,「それがその人の得意な仕事なんだ」って話で。逆に,自分的にはすごい努力して,達成感もたっぷりあるのに,周りからは「はあ?」みたいに思われることもあって。それはね,本人が好きだったとしても,実は不得意なことかもしれないんですよ。
「“労力の割に周りが認めてくれること”が,きっとあなたに向いてること。それが“自分の強み”を見つける分かりやすい方法だよ!」って,いつも学生さんに喋ってるんですね。「さっさと得意なことが分かった方が,人生はいいぞ!」って話なんですが(笑)
(引用:http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20141226033/index_3.html)
というのが岩田さんのお話です。ようは、苦労して時間をかけても、得意でやっている人もそれをやっていたとすれば、いっこうにかなわないということです。適正のあることを仕事にすれば、自分にとっても、社会にとっても損はないということですね。岩田さんも言っていますが、好きだけど、得意じゃないことに溺れると、仕事っておかしくなることがありますよね。
林先生は東大法学部卒で予備校講師をしていますが、どうでしょう?世間的には、東大卒で予備校講師!?って人もいるかも知れません。でも、本人はそれが自分に向いていると感じ、講師としての自分を自画自賛していました。ようは、得意であることは成功のためには大切なことだというわけです。林先生は、例えば、自分がIT業界で活躍するとなると、非常に苦しむだろうと言っていました。そういうしっかりとした自己分析があって、自分の仕事を選んでいるのでしょう。
好きこそものの上手なれ、は確かだとは思いますが、それ以上に、自分で気づいていない得意というものを知れるかどうかも非常に大切だということです。
好きは得意とは違い、得意は無意識に難なくこなすものである為に、他人からの評価を受けないと、気がつくことが難しいこともあるわけです。こう考えると、自分の得意を見つけることも立派な能力ですよね。
ではでは。