たのしい工学

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みんな、きもちいいことがすきだ。

   

どうも、しゅーぴー(@syuupii1)です。

みなさん、最近、気持ちいいことしていますか?

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気持ちいいこと、と言われて、みなさんは何を思い浮かべますか?

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あら、なんか顔がにやけてませんか。いいんですよでも。それはきっと正解なんですよ。人間は社会的生物であるということが邪魔しているだけなんですよ。ここなんですよね。人間が他の生き物よりもただ一点違う点はここです。社会的生き物であると同時に、類人猿から進化してきた動物の性質から逃れることはできないですから。

と、今日はこんな感じのことが書いてある、結構前に読んだ本を紹介しようと思っています。わたしはいわゆるヴィレヴァン(ヴィレッジヴァンガード)が好きで、見つけたら用がなくてもとりあえず入ってみる。昨日行っても行ってみるくらいに好きです。お店の雰囲気全体がいい感じなのですが、特に本コーナーの本のチョイスがクールなんですよね。そこで発見した本です。

快楽主義の哲学 [ 澁澤龍彦 ]
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気持ちいいことってつまり快楽ですよね。で、この本のタイトルにはとても惹かれるものがありました。内容も痛快でした。じぶんが如何にアタマが固く、世間に影響されているのかが、よくわかります。確かに痛快で、人によっては極端な考え方だと言う人もいるかも知れませんが、しかし、同時に、かなり本質を突いた意見だと感じることも多々ありました。

どこをとっても価値のある内容ですが、その中の一部をを紹介しますと、

道徳なんて、まったく相対的なもので、その国や地方の風習や習慣から生じたものであり、もっと簡単にいってしまえば、偏見の結果にほかならないのです。「偏見をなくせ。」ということは、「道徳をなくせ。」ということと、ほとんど同じです。道徳教育とは、偏見教育のことです。

日本人のような長幼の序を重んじる文化の人間などは、よけいに道徳というものに縛られすぎるきらいのある人種にも思います。国が変われば正当化されることって、世の中にはたくさんありますよね。それは、法律レベルの話でもそうです。日本では大麻が禁止されていても、オランダでは合法であるとか。もちろん、これは大麻が良い悪いの話ではないです。

昨日からEURO2016がはじまりましたが、フランスとルーマニアの選手を見ていて思ったのは、とにかく腕に刺青(タトゥー)をしている人が多いなということです。ピッチに立っているのは、子供達の将来の夢にもよく言われるサッカー選手です。そんな選手が、刺青をしていていいのか?っていう私の感想は、私が何よりも日本の道徳で生きてきた証拠ですよね。

世界No1のプレイヤーとも言われるリオネル・メッシ選手もタトゥーを入れていますしね。ではメッシ選手は日本の道徳感に則って、ヤクザみたいな人だと思い込むのが筋なのでしょうかね。いやいや、そんなばかなって話です。日本の価値観というのがこのように炙りだされます。海外の著名人達のタトゥーをするモチベーションは、ファッションの感覚らしいですから。

なので、特に感情に長ける日本人は、道徳や正義という言葉に盲目な人が多いような気がします。法律やルールに縛られるのは、よその国がどうたらこうたらという理屈を持ち出すのは愚かで、その土地に生きるための席料みたいなものとして、しっかり守るべきですが、なんら決められた事でない社会の暗黙のルールみたいなものには、もっと疑いの目を向けるべきだと思いますね。

というわけで、EURO2016は欧州の様々な国が出場していますので、他にもそういった文化的相違が発見できるかもしれませんね。

ではでは。

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