たのしい工学

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【仕事の種類】パイを作るのと、パイを保つもの

   

どうも、しゅーぴーです。

今日はしごとの種類について書こうと思います。

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パイを作る仕事、パイを拡げる仕事、パイを保つ仕事

大体、世の中のしごとってこうなるんじゃないかなとおもってます。(パイってあれです。アップルパイです。)で、おおよそ大企業的なしごとっていうのが、パイを拡げる仕事か、今あるパイを保つ仕事だと思うんです。パイの奪い合いとかいいますが、同業他社のシェア争いというのがそういうことですよね。じぶんの欠けているアップルパイをより丸くするために、他のところからパイの切れ端をとってこようと競争するわけですね。で、それはもちろん、競争なので、戦うことに慣れた人が最前線にゆくものです。なので、新人の仕事がつまらないのは、社業の中でも、パイを保つ部分のしごとをまかされるからですね。パイを保つことは、ルーティンが大切だったりしますから。でも、それも自分の所属している組織を維持するという意味では大切なことだったりします。

じゃあ、パイを作る仕事というのは、なんなのかというと、これが事業創出的なことだとおもいます。ベンチャーとかもこっちですよね。アップルパイを自分で最初っから焼かないといけないわけです。なので、もともとパイがあって、レシピもある大きな企業よりも安定感や確実性がないのは当たり前なことです。でも、売ってるアップルパイを食べるのと、自分でアップルパイを作って食べるんだったら、おもしろさで言ったら、後者のほうがおもしろいとおもいますよね。だってレシピ自由で、自分で焼き加減も決められるわけですからね。まあ、失敗して真っ黒焦げになっちゃうってこともはじめは大いにありうるわけですが。でも、それはそれで、次回には焦げないように対策できるのが人間の知恵だとおもいます。一度の失敗で失敗したっきりだとおもってしまうと、二度と自分でアップルパイを作ろうなんて思わないでしょう。

しごと=パイにどう関わるか

で、結局、どういうふうにパイと関わるのかに優劣ってないとおもうんです。だって、不器用な人はパイを作るよりも、保つことの方が向いていると思うかもしれないからです。それで、おまえはパイを作れないだろって責めるのは健全ではない。最初にも言ったように、パイを保つ人がいないと、組織は維持されないわけですから。それを責める人は少しあたまが悪いと思った方がよいと思います。パイを保つことが最低限できることに習熟しさえすれば、堂々としていればよいと思うんですよね。慣れたら拡げてみたくなるかもしれませんし。作れるひとがつくって、保てるひとが保つ。ひとの能力が均等ではない以上、こうあるのがいちばん自然なんじゃないでしょうかね。もちろん、みな努力はする必要はありますが。

いまのじぶんのパイを考えてみる

と、すると、今のじぶんの仕事がどういうものかってのもわかってくるんじゃないかと思います。ベンチャーにいるなら、パイを作るわけで、基本的には新しく作ることばかりで、あたまが使えないと難しいと感じるかもしれません。大企業は優秀なひともいるでしょうけど、パイの作り方は長年の経験からよくわかっているので、わりと、パイを作ることほどは頭を使わずに済んだりすることが多そうです。それに乗っかっておけばらくだべって人もいるんじゃないでしょうか。学生のころはあまり考えずに就職してみると戸惑うことがあるのは、わりと多くあると思います。自分のパイとの関わり方に違和感があるなら『Switch.』Facebook転活アプリでサクッと転職活動もありです。理系の方なら、将来のキャリアを考えるなら、マンガ「研究者の未来」がおススメです。またワークポートの転職コンシェルジュにキャリアコンサルをしてもらうのもオススメ。ぜひ自分のパイとの関わり方を見直してみましょう。

ではでは!

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