たのしい工学

プログラミングを学んで、モノをつくりたいひと、効率的に仕事をしたい人のための硬派なブログになりました

やりたいことがわからないなら

   

どうも、しゅーぴーです。

そういえば、明日は敬老の日なので三連休でしたね。
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何をやればいいのかわからない

進学、就職、など、人生にはさまざまなイベントがありますが、どうやって進路は決めるものでしょうか。「好きなことをして生きていく」みたいなキャッチコピーも流行っていますが、本当にそれがよいことなのか。そもそも、本当にそれは自分の好きなことだと言って間違いはないのか。いろいろなしがらみがあって物事を決定していくものだと思います。「じぶんにはやりたいことがない」って言って嘆いているひともいるかもしれません。やりたいことがないことは悲しい人だ、みたいな圧をかけてくる人もいるかもしれませんが、何よりも悲しいのは、やりたいことがないのは悲しい人→そんなのはいやだ→何か探さなきゃ→よし、これがやりたいことだ!→実際違っているのに気がつかないでいる、って人だと思うのですが、いかがでしょうか。たぶん、それなりにやれると思うんですよ。それはペーパーテストで悪い得点を採ったら、今度はできるように頑張るという発想にも似ていて、ようは弱点を埋めていくという発想にも似ていると思うんです。そして、よくもわるくも社会に出ると、ペーパーテスト的な評価がされなくなり、割りと自分がそれが出来ているのか。得意なのか、他の人よりも秀でているのかが分かりにくくなったりします。すると、自分の立ち位置がますます分からなくて、そもそもそれほど出来ていなくて、それは会社の中だけで通用するものだったとか、そういう井の中の蛙現象に陥っていることに気が付けなかったりします。そして、自分がそれが本当は得意でもないのに、得意だと思いこんだり、苦手でもないのに、苦手だと思いこんだり、そういう自分自身を誤解することが、そのひとの人生にとっての損だと思うのです。ある意味、愚直に努力できる人が損をすることがあるというわけです。

会社員の危機

つまり、会社員の危機っていうのは、その会社の中の評価で自分の力を図ろうとしてしまうことでしょう。能力のない人が会社の肩書で能力があると思い込んでみたり、能力のある人が、自分の所属企業が最大手でないという理由だけで最大手の他社のひとの方が優れていると思い込んでしまったり、そういう自己評価のブレを生み出してしまい、自分の能力や価値を見誤りやすい状況にあることが会社の所属することの危険性だと思います。例えば、フリーでやっているひとならそういうことはずっと少ないと思います。自分の能力、スタイルでやった結果が全て返ってくるので、変なしがらみはないでしょう。それに嫌いなこと、苦手なことでフリーをやっている人もあまりいないでしょうから、それが自分の武器、得意だとするのにも自分を信じやすいです。そして、会社員と違って全てを自分で決めてやれるので、苦手なことを強制されません。つまり、自然と自分の得意、武器に着手する方向性になりやすいんですね。それは非常に生き方として見通しがよいですよね。

フリーランスの人の危機(想像)

一方、フリーランスの人の危機っていうのはフリーをやったことがないのでわからないのですが、仕事の能力を発揮するという意味では、ほとんどないのではとおもいます。会社員のように苦手をやる可能性もなければ、フリーでやっている時点で得意を売っているはずですから。あるとすれば社会的には少数派に所属するという孤独感くらいではないでしょうか。世の中は会社員の方が多いので、会社員向けにできている物事が多かったりするので、そういうことの面倒くらいでは。もちろん、そういうことも覚悟でフリーになるはずなので、実質は大した問題でもないですし、フリーの人がいないわけではないですからね。ようは、大多数の外が何か言ってくると思うのですが、それは背負うべき孤独の一種だと認めて進める覚悟があればいいのではないかと。

やりたいことがわからないなら

話を戻しまして、やりたいことがわからないからといって、間違ったものを見つけてそれに没頭することは避けたいものです。それならやりたいことなんて見つけなくていいと思います。時間のむだです。そういう主観的な嗜好にこだわるよりも、もっと客観的なものにこだわってみてもいいと思います。たとえばお金です。お金は社会において圧倒的客観なので、やりたいことがなくて不幸だと思うなら、たとえばお金がよくなるように仕事に打ち込むというのもひとつの正解ではないかと思います。これは決してお金の亡者になれってことではないです。お金の多寡というのはどこでも公平に見られるので、理不尽な思いをすることが少ないという期待からです。稼ぎが少ないなら、多くなるようななんらかの方策を立てて、たとえば多い仕事に転職すればいいでしょうし、副業したり、なんでもあると思うんですよね。

やりたいことをみつけなくてもよい理由

それはあなたのやりたいことが即座に仕事になるようなものではないかも知れないからです。そういう場合は、いくら仕事を変えたって、やりたいことはみつかりません。なので、本当に自分がやりたいことをしっかりと自覚する。それがまず大切だと思います。例えばあなたのやりたいことというのは、日本中のスーパーのゴミ袋を集めることだとすると、非常に趣味的だとみなされる事柄ですよね。そういうものは、いますぐに職業に結びつきにくいですよね。なので、マツコの知らない世界に出られるくらいにがんばるのを目標にするとよいのかもしれません。



なので、あせらずに探していいのかもしれませんね。とにかく、会社員でもフリーランスでも、自分の評価をできるだけ客観的なものに置いておくことが、先々生きていく上でも大切かと思います。

ではでは!

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