夢はいらないから、今に没頭すべきだ。
アイザワです。
目標はなくていい
何かを成すために必要なこととして、目標をもつことと思われるかもしれません。でも、実はもっと大切なことがあると思っていて、それは、続けることです。そういう意味では、目標なんかなくていいと思います。
目標を明確にしすぎた所で、たしかにどう行動するべきかも見えてくる部分があるかもしれませんが、あまりそれに固執しすぎても身動きが取りにくいと思います。
それよりも、つべこべ言わず続ける。
そっちの方がよほど意味があると思っています。たとえば、受験で、東大に行こうって目標をたてるよりも、東大に行くひとたち以上に勉強時間をとって、勉強に没頭しているのが強いって話です。
けっして闇雲にやるってわけではないですが、やっぱりどういう人間がつよいかっていったら、没頭しているひとですよ。目標なんて、誰だって掲げられる。でも、没頭することはだれでもできるわけじゃない。そういう意味で、没頭することが大切だって言っているんです。
誰かに披露するために没頭するわけではないですからね。別に笑われたっていい。あくまでも、じぶんのために没頭するんです。例えば去年ノーベル文学賞をとったボブ・ディランさんも言ってましたが、彼はまさか自分がノーベル文学賞を取るとは思っていなかったということです。自分の思った音楽を突き詰めているうちに、ノーベル文学賞を受賞するに至ったわけです。
わたしは、何かを達成するっていうのは、こういうことだと思っています。自分の思いのあることを続けていればいい。シンプルにそれだけのことだと思います。おおまかに、北にすすむか、南にすすむか。それくらいは明確にして、あとは、思いのままに没頭する。それだけでしょう。
夢はいらない
だから大きな夢とかもいらないです。それよりも、今を必死でやってください。その必死さが、大きな夢に勝手につながったりするというのが、ただしい夢のありかたです。
その代わり、ちゃんとやる。これだけ。ちゃんとやれないことのほうが致命的。だから夢はいらない。
「将来の夢はなんですか?」そんなのはいらないです。ない。で、いいです。学校とかでは、表明させられるのかもしれませんが、あまり意味のないことだと思いますよ。そんなことを誓ったところで、じぶんの可能性を狭めるだけじゃないでしょうかね。じぶんの言質にしばられてかえって身動きをとりにくくするだけでしょう。
というわけで、今を充実させることが、一番だってお話でした。
ではでは!