【コラム】若手俳優に必要だった欲望を処理するという冷静さ
どうも、しゅーぴーです。
土曜日、いかがおすごしでしょうか。今日は、先週あった愚かな事件のことに関連したことを書こうと思います。
売出し中の若手俳優が強姦致傷容疑で逮捕
俳優の高畑裕太容疑者が強姦致傷容疑で逮捕されました。人気若手俳優ということで、今回の逮捕を受けてショックを受けた人も多いのではないでしょうか。高畑容疑者は「女性を見て欲求を抑えきれなかった」と言っているようです。まさに女性への尊厳を欠いた愚かな行為だったと言えるでしょう。
未然に防げなかったのか
22歳といえば、おとなです。自分の行動に責任をとるのに十分な思慮分別があってよい年齢ですが、なぜこうなってしまったか？「女性を見て欲求を抑えきれなかった」と言っていることから、性欲の処理ができなかったことが原因のひとつと考えられます。たしかに一般的なエロに通じる類の性欲っていうのは、二次性徴の発生とともに強くなるものだと思います。身体が大人になることのしるしみたいなものです。しかし、大人になるものは身体だけでは不十分で、心も大人になる必要があります。大人の身体には性欲がともなうので、それをコントロールするための精神も成長させないと今回の高畑容疑者のようなおろかな行為におよんでしまうのではないでしょうか。
じぶんの性質を知ること
もちろん、性欲には個人差もあるでしょう。誰もが高畑容疑者と同じ量の性欲をもつとはかぎりません。高畑容疑者の場合は、犯罪に及ぶほどに強烈なものだったのかもしれません。しかし、その性欲に個性をみとめてすまされるものではないので、それは例えば人それぞれ身長の大きさが違うように、自分のサイズにあった服を選ぶように、性欲の処理も行われなくてはならなかったのです。高畑容疑者はそういう意味でじぶんの身の丈をわきまえていなかったということになります。
世の中はうまいことできている
この世の最古のビジネスは売春だといわれています。ここでいうビジネスは、サービスやものを提供することで利益を生むことを意味します。大方、お金を払う顧客は男性でサービスを提供するのは女性という構図ですが、それは男性側の性欲がそのような需要を喚起し、またビジネスとして成立するほどに強固なものだった為に成立したと考えられます。また、その需要が途絶えないために今日まで風俗業界はなくなっていないのだと思います。このように、世の中には大概の要求を満たすためのサービスが整っているものです。特に、そういう意味で性欲や食欲を満たすサービスは必ずどこにでもあるはずです。飲食店と風俗街のない都道府県は存在しないでしょう。どちらも人間の生理的欲望に関するものですから。
まとめ
今回の事件を防ぐための一つの手段としては、高畑容疑者は凶行におよぶ前に、少し冷静になって性欲を処理すべきでした。例えばそういったサービスを利用することで、この欲望は抑えられる、と、冷静に考えられるのが、人間と動物の違いであり、おとなとこどもの違いです。世の中にある産業は人の欲望を満たしてくれるために存在するという意識をもってみると、それを利用することの意味や意義に気付くこともできます。こういう意識になると世の中の犯罪も少しは減らせるのかもしれません。自分にとって必要な消費はその人の人生を救ってくれることもあるということですね。
ではでは！