たのしい工学

プログラミングを学んで、モノをつくりたいひと、効率的に仕事をしたい人のための硬派なブログになりました

学歴の亡者は幸せになれない

   

どうも、しゅーぴーです。

SNSが発達して、いわゆる意識高い系のひとの活躍などが目につきやすくもなってきたとも言えるのではないでしょうか。今日はそんな感じのことを書こうと思います。

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意識高い人にあおられていないか

意識高い系の人に煽られて、自分も意識高く大きな目標を持って仕事をしなくてはならないと思ってしまうことってあると思います。これは意識高い系の人の持つ力だと思います。でも、それに感化されることは果たして正しいのかは一度立ち止まって冷静に吟味する必要はあると思います。それが他人の目標であって、あなたの目標ではないことだってありうるのですから。

人生に大事なものはひとそれぞれ

例えば、

・必ず毎週末は休める

・それなりの給料は手に入る

・毎週必ずフットサルをできる

・安定した生活を手に入れられる

・世間的には「いい会社ですね!」と言われる

こんな5つが手に入る仕事はどうでしょうか。これはNTTコミュニケーションズという会社に就職した東大卒の人が就職に求めた条件です。東大ともなると、周囲には将来への高い野望を抱く人が多いらしく、彼も例外ではなく初めは外資の戦略系コンサルティングファームや総合商社への就職も考えていたらしいです。いずれも給料が高く、激務の仕事です。しかし、彼は試験を受けたり、それらの企業の社員にOB訪問をするにつれ、進路を変更することになりました。途中で自分の人生にとって大事なことが何かを発見し、それが実現できる会社を選ぶことに決めたのです。その大事なことというのが彼にとっては上の5つだったのです。商社で数々の海外転勤を経験したり、給料が高くともいつクビになるかわからない外資系で働くことは自分に向いていないと考えたのです。

「別に、オレはあいつらみたいに世界中を飛び回りたいとかいう希望もないし、でっかいことをやりたい、という希望もないし、大前研一みたく『先生』と呼ばれたいわけでもないんだ。必要なカネが手に入り、毎週必ずフットサルができて、年に1回は旅行にイケるような生活がしたかったんだよね。だとしたら、今回オレが行くNTTはすべての条件を満たしているんだよ」

彼は決して落ちこぼれの東大生ではなくて、優秀だったそうです。しかし、こういう決断ができる人が自分のことをよく知っているひとであり、自分の人生を幸せにできる人なのではないでしょうか。

まとめ

こんな感じで人生とは、夢とは、についてとても現実的に書かれた本がこちらです。

非常に冷静かつ現実的に夢について見ている筆者の視点が心地よいです。著者は博報堂出身のフリーランスライターで、会社勤めの本音とフリーランスライターとして生きることの実際の両方の視点を持たれているので、この手の本にありがちな建前ばかりの耳によい言葉だとか、嘘っぽさがない所がよいです。お盆後半戦。現実にもどるためのツールとしてぜひお役立てください。

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