たのしい工学

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新卒一括採用廃止の決定と人材の多様化の目的

   

どうも、しゅーぴーです。

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最近、IT企業の採用についてこんなニュースがありましたね。

多様な人材を確保IT企業で新卒一括採用廃止の動き

大手IT企業のヤフーは、ことしから新卒一括採用を廃止し、30歳以下を対象に年間を通じて社員を募集しています。この会社は海外留学などによって4月採用の就職活動に参加できない学生を確保するのが狙いだとしていて、人材開発本部の斎藤由希子本部長は「多様な価値観や経験を持った学生を採用していきたい」と話しています

という、人材の多様化を目的として、ヤフーさんは新卒一括採用を廃止することを決めたようです。他にも楽天さんは、技術者を対象に、外国人の採用を目的に新卒一括制廃止と、IT企業で相次いで採用制度の見直しが図られているようです。

ヤフーさんにしろ楽天さんにしろ、人材の多様性を求めてのこの決定ということで、それだけIT系の仕事というのは、多様で、グローバルなものであるとも言えます。それだけ変化が早く、同じようなやり方をずっとというものが通用するというよりは、常に新しく、効率的なものが求められるということなのかもしれません。すると、従来の大手企業のみぎならえな新卒一括採用が通用しにくくなるということなのかもしれませんね。

そもそも、新卒一括採用というものは、企業側の人材確保の効率性を考えて行われるものです。年に何度も採用が行われると、その度に人事が採用のために稼働せざるを得ず、面倒だという点があると思います。一括して行なってしまえば、その時に採用関連の仕事をまとめて行うことができるので、効率的なんですよね。採用に関しては、経団連に加盟している企業ですと、採用関連の指針の提示があるようです(http://www.keidanren.or.jp/policy/2015/112.html)。

この採用選考に関する指針の中の五番目の項目ですが、

5.多様な採用選考機会の提供

留学経験者に対して配慮するように努める。また、卒業時期の異なる学生や未就職卒業者等への対応を図るため、多様な採用選考機会の提供(秋季採用、通年採用等の実施)に努める。

(引用:http://www.keidanren.or.jp/policy/2015/112.html)

と、多様な採用選考機会の提供が謳われてはいるわけですね。それでも秋季採用はちらほら実施されているようですが、通年採用までそこまで盛んではない印象でした。となると、やはり企業側の効率性や面倒があるのかなあって思ったりしますよね。。

実際は通年採用もおおい

大手企業に限らなければ、中途、第二新卒、等で通年採用しているところは多いです。IT系ですと、IT業界の転職ならマイナビエージェント×ITなどでもたくさん探せるでしょうし、もっとIT系の特化したIT・Webエンジニア専門の転職エージェント【エンジニアファクトリー】でまずは中小企業に入社して、スキルを身に着けて通年採用している大手のヤフーさんや楽天さんに転職というのもアリです。今仕事をしていない、ブランクがあるという人も経験や経歴を気にしなくてOK!+若者正社員チャレンジ事業で十分仕事を探せるはずです。

ではでは!

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