「はたらく言葉」〜その3〜
どうも、しゅーぴーです。
きょうは「はたらく言葉」を紹介します。
「何をもって、憶えられたいか」
ドラッカーは、いつもそう自分に問い直します。
友だちや、知り合いや、昔の同級生や、
妻や子どもや孫なんかに
「何をもって、憶えられたいか」って、
それは、誰しも考えることができるでしょう?
上田惇生(翻訳家)
「何をもって、憶えられたいか」っていうのは、じぶんが何をやっている人なのかをはっきりさせることだと思います。ただなんとなくこういう感じとかじゃなくて、あの人はこうだっていう強い印象を与えるようなものというか。それは自分の行いに自信をもって行動することだったり、情熱を持って生きることなのかもしれません。そういう対象を見つけることが実は大切だったりする。(上田惇生さんは、あのもしドラのドラッカーさんと日本人でもっとも交流の深い人物らしいです。)
全国紙で「特捜部まわり」をしたあとに
主夫となり、育児をしてみると乳幼児を抱えるお母さんというのは特捜部まわりの新聞記者と同じくらい大変でした。まず、自分の時間が、まったくない。事件や同業他社同様、子どもは、こっちの都合をかまってくれない。特ダネ競争に付き合わざるを得ないように子どもの起きている間は、付き合わざるを得ない。事件の終わりが見えないのと同様、この子が、いつ寝てくれるかは、わからない・・・・。
荒木源(主夫、作家)
男は仕事、女は家事っていう価値観が未だにあるとは思いますが、こういう風に、実際に育児をした男性のお話が世間に発信されていくと、世の中も変わっていくんではないかなと思います。男も女も子どもを育てるし、男も女も仕事をする。それでいいんじゃないでしょうか。別に時代がどうこうではなく。
企業の目的として有効な定義は一つしかない。
すなわち、顧客の創造である。
ピーター・F・ドラッカー(社会生態学者/「現代の経営」より)
会社のための仕事になっている組織はだめなんですよね。会社はいつだって、社会をよくするためにあるべきだと思います。そういう意識でコミットした結果が、利益になっているっていう構造が健全ですからね。でも、世の中には、儲けることが目的の会社も少なからず存在しているわけですが。。価値を生むために投資して、それを成長させていく。そこに顧客が生まれる。っていう形こそ理想ですよね。
という感じで、まだまだ「はたらく言葉」はたくさんありますが、また別の機会に紹介します。
ではでは!