たのしい工学

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今すぐ誰でもミニマリスト

   

どうも、しゅーぴーです。

今日はほんとうに大事なものを大切にして生きることを決意した人の本を紹介します。

ミニマリストというのは最近でも巷でとりざたされるようになりましたが、わたしがはじめてミニマリズムという考えを知ったのは、この本からでした。

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ミニマリズムとは

モノを最小限しか持たないで、質素に暮らすことがミニマリズムで、それを実践している人がミニマリストだと思われているかも知れません。この本によると、

大事なものは、

そんなにない。

最小限しか持たずに

最大限に豊かな暮らしをする 

という考え方、マインドセットのことをミニマリズムといいます。なので、べつに持ち物の量が少ない暮らしをしている人がミニマリストという訳でもないのです。ミニマリズムはとても個人的な考え方で、かつては分別もなく欲しいものを欲しいだけ手に入れようとして自制を失った心と決別するための思考なのです。なので、ひとそれぞれ持ち物の量が違うことも当然で、見る人から見ればミニマリストじゃないじゃんって思うようなミニマリストもいるのはずです。ミニマリズムというのは、そういう無駄を削ぎ落とそうとする心の状態のことをいうのですから。目で見えるほどに単純でもないのです。

だれでも簡単にミニマリストになれる

分かりやすいところからだと、自分の消費行動を省みてみるのがよいかもしれません。たとえば洋服などなら、なぜその洋服を自分は買ったのかと考えてみるのもいいかもしれません。流行のアイテムだから、とりあえず購入した。みたいなのは果たしてそれが本当に必要に駆られての行動なのか。それよりも他にお金をつかうべき所はありませんか?それが自分にとって必要な消費だとしても、その消費は優先順位の高いものなのでしょうか。よく考えてみたら、実はいらないものだったりしませんか?ミニマリストというのは、こういう思考を繰り返してから行動決定ができる人のことをいうのだと思います。

まとめ

今からでもミニマリストにはなれます。ミニマリズムの思考を身に付ければよいのです。欲望にまかせて不必要な消費行動を繰り返していないか。それは、本当に大切なものに費やす時間を一番多くするために必要な思考であって、モノを捨てることではないのです。この思考をしてみると、必然と以前よりも持ち物が少なくなった。というケースは多いのでしょう。しかし、それを誰かと比較して、あの人よりも持ち物が少ないから自分の方がミニマリストだ。とか考えているうちは、ミニマリストにはなれないのです。

そういう意味でミニマリズムは一種の哲学です。あくまでも個人的な考え方です。しかし、広告などに煽られない、賢い消費者になるためにも結構役立つ考え方だと思います。ぜひ読んでみてください。

ではでは!

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