たのしい工学

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「これが先進国か」のツイートについて

   

どうも

ツイッターをみていたら、最近こんなツイートがバズったそうで

ちょっとツッコミどころがありましたので、今日はこのことを書こうとおもいます。

リツイートが21万件もあったようですが、だいたいコメントを見ていると、

ドイツ人は赤ちゃんの泣き声に不快感をみせない一方、日本人は子供の泣き声に腹を立てるひとがいて、日本人って心せまいよね、余裕ないよね、ドイツ人すばらしいね って感じだとおもってます。

で、見た限りこの方向性のものばかりだったです。

このような科学的事実があるという角度からのコメントがもっとあってもよいと思ったのですがね

虫の鳴き声を「声」と認識する 日本人とポリネシア人だけだった

かいつまむと、西洋人と日本人では、脳の音の認識のしかたが違う事実があるということです。脳は右脳と左脳にわかれていることが知られています。左脳は言語脳といい、言葉の解釈や計算などを行う機能を担い、右脳は音楽脳といい、音の認識や情緒を司るということが研究により明らかになっています。

なので基本的に人間はなにかをするにあたり、右脳と左脳で分担して処理をしています。

そして、研究結果により日本人の脳は世界の人種のなかでも独特な構造をもっていることが明らかになっています。

以下、抜粋

こういう実験で、いろいろな音で、左脳と右脳の違いを調べると、音楽、機械音、雑音は右脳、言語音は左脳というのは、日本人も西洋人も共通であるが、違いが出るのは、母音、泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、邦楽器音などは、日本人は言語と同様の左脳で聴き、西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いていることが分かった。

つまり、日本人は、泣き声を言語脳である左脳で聴き、西洋人は音楽脳である右脳で聴いているのです。西洋人は、泣き声は雑音と同じに聴こえているんですね。日本人は泣き声を雑音として聴いていない。言語脳である左脳で聴いているので、なにかそこに意味を感じ取ろうとしたりするわけです。基本的に泣き声を聞いて心地よいと思うひとはそんなにいないと思うのですが、以上の事実をふまえると、日本語で育ってきた日本人で、こどもの泣き声を聞いて、不快に思わないほうがめずらしいとおもうんですよね。。

コメントのなかには一定数、こどもの泣き声が元気があっていいと思うひともいたようですがね。

というわけで、WBSをみたわけでもないですが、どうしてドイツ人が泣き声に大して不快感を抱かないのに、それにくらべて日本人は、、みたいな流れで、リツイート数がこんなに多くなるのかなあと思ったわけでした。。

ではでは

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