たのしい工学

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【サマソニ】RADIOHEADは聴くのもいいけど、観るのはもっといい。

   

どうも、しゅーぴーです。

いってきましたサマソニ。5年ぶり2度目でした。はやくレディオヘッドがみたかったので大阪に参戦でした。

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世界最高峰をみるよろこび

今回サマソニに行った理由は、RAIDOHEADというバンドがでるからでした。(ちなみにこういうバンドです。)イギリスのロックバンドで1992年にプロデビュー。ジャンルにとらわれない幅広い音楽性で、、、とかなんとかいうのも面倒なくらい、観てよかったと思えるライヴでした。けっこう音楽が好きで、色々なアーティストをライヴで見てきましたが、カルチャーショックという言葉が適切かはわからないですが、そういう印象を受けたライヴはこのバンドがはじめてでした。

聴くよりも観るべきもの

夏フェスなんて、暑いし、砂ホコリまみれになるし、人が多くていやだと思うこともあるでしょう。でも、音楽って聴くよりも観るものなんだなあと今回のRADIOHEADのライヴで思い知らされましたね。個人的にみていておもしろいなあと感じたのはギターパートのジョニーさんです。

2分56秒あたりをみてもらうと現れる、エレキギターを弓で弾いているひとがジョニーグリーンウッドさんです。昨日のライヴでも彼はギターだけでなく、ピアノ、オンド・マルトノ、ラップトップコンピュータ、トランジスタ・ラジオetc...様々な楽器を使っていて、一曲の中でさまざまな楽器を演奏するので、ステージ上を常に動きまわります。ある曲ではギターを背中に背負いながらスティックを持ってパーカッションを叩いていました。そんなバンドってみたことあります?演奏する楽器の幅が広い。バンドはギター、ベース、ドラムだけじゃない。弓を使っても、ギターを背中に背負ってパーカッションもする。そういう既成概念にとらわれない自由さが、みていて心地よいんですよね。CDでしか聴いたことのなかった彼らの演奏がまさか目に楽しいとは思いもしませんでした。

生演奏する姿のかっこうよさ

ある曲では、ステージに屈みこんでボードのようなものを操作していましたが、故障したのか、袖からスタッフが出てきて対応にあたっていたのも、ライヴならではの生感がありました。そういう姿も格好いい。音楽って不思議な芸術だと思います。CDになった音源はいつ聴いても同じ演奏が繰り返される完璧なものですが、ライヴはアレンジがあって、失敗があって、歓声があって、演奏者の姿があります。つまり、ライヴになると、耳だけでなく、目で味わうべき要素が生まれます。そこでは、演奏者の姿を必死にみようとする観客がいるわけです。そこではやはり演奏者の姿、自分の目が喜ぶような姿をもとめてしまいます。曲を演奏するための音を出す期待以上に、どうやって演奏しているのかとか、目を喜ばせてくれる期待をしてしまう。結局は、大道芸人のような即興芸術を観たいような心持ちにも似ている気がします。

音楽はひろい芸術

という感じで、ミュージシャンは音楽だけでなく、姿形も芸術なのだなあと思ったわけです。ステージがあって、そこに立ったら、観客にはすべてが芸術になってしまうのですよね。そういう意味で幅の広い表現の仕方をもった人たちだなあと思いました。

まとめ

ちなみに昨日のセットリストはこちらのサイトにまとまっているようです。(http://www.setlist.fm/setlist/radiohead/2016/maishima-osaka-japan-53fccf31.html

本日21日のものももうじきアップされるでしょう。

というわけで、ひさしぶりによい体験をしたなあと思っているわたしです。こういうものを観られると人生たのしいですよね。

ではでは!

 

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