たのしい工学

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【pythonでWebアプリ作成】さくっとFlaskを使う方法

   

※本チュートリアルは、anacondaがすでにインストールされていることを想定しています。

PythonにはWebアプリケーションフレームワークとして、代表的なふたつ(2018年7月現在)があります。

・Django
・Flask

DjangoはECサイトなど、比較的大規模なサイトを構築するために利用されます。一方、Flaskですが、こちらは小規模なものに利用され、マイクロフレームワークともいわれています。それでは、やっていきましょう。

1.仮想環境に入る

windows
- コマンドプロンプトを立ち上げる
- conda info --env
で存在する仮想環境を確認。利用したい環境に切り替える
「activate 利用したい環境名」
(mac/linuxの場合は「source activate 利用したい環境名」)
- pip install Flask

Flask公式サイトはこちら
Welcome | Flask (A Python Microframework)

github
GitHub - pallets/flask: The Python micro framework for building web applications.

2. Hello worldしてみる

以下のコードを書きましょう
Image from Gyazo

上記をhello.pyとして保存したら、コマンドプロンプトを立ち上げて、下記を実行します。

【windows の場合】
set FLASK_APP=hello.py
flask run

もしくは
set FLASK_APP=hello.py
python -m flask run

【mac/linuxの場合】
export FLASK_APP=hello.py
flask run

もしくは
export FLASK_APP=hello.py
python -m flask run

3. 【簡単なアプリ作成】ファイルアップローダ

ここにFlaskの使い方がまとまっています。
Patterns for Flask — Flask 1.0.2 documentation

で、ファイルのアップロードに関しては、この公式ドキュメントにあるA Gentle Introductionのコードを利用します
Uploading Files — Flask 1.0.2 documentation
Image from Gyazo

<ちょっとメモ>
meta charset="utf-8"をhtmlのタグ中で指定するのは、
文字化け防止のためです。

上記のコードを書いたファイルをuploadFile.pyなどとします。

このファイルのあるディレクトリに移動

【windows の場合】
set FLASK_APP=uploadFile.py
flask run

もしくは
set FLASK_APP=uploadFile.py
python -m flask run

【mac/linuxの場合】
FLASK_APP=uploadFile.py
flask run

もしくは
FLASK_APP=uploadFile.py
python -m flask run

を実行すると、ローカルマシンのサーバhttp://127.0.01:5000 が立ち上がるので、ブラウザからこのURLにアクセス。

すると、アップローダができているはずです。

まとめ

こんな感じでFlaskをつかうと、pythonのWebアプリが簡単にできます。もちろん、ファイルアップローダ以外にもいろいろなことができるので、つくりたいものがあるひとはぜひためしてみてください。ちなみに、体系的にFlaskを学びたいひとはUdemyでflaskの講座の受講をおすすめします。

今回はこれまで。
ファイルアップローダのコードの解説は後日しますね。

ではでは!

 - プログラミング系, python