たのしい工学

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プリン体のはなし〜ビールにふくまれるプリン体は多くはない〜

   

どうも、アイザワです。

年始でおせち料理をたべたひともおおいことでしょう。数の子は食べましたか?その数の子のお話をしようとおもいます。数の子はプリン体のかたまりみたいなもんだって、尿酸値の高いひとに対して数の子はあんまりたべないほうがいいんじゃないかと豪語しているひとがいて、そばでそれを聞いていて本当かなあとおもったので調べてみました。

数の子はプリン体が少ない食べ物だった

なんとなく、予感的中でした。プリン体が多くて身体に悪いどころか、天然のサプリメントと言われるほどに、美容と健康によい食べ物だっていうことがわかりました。(詳しくは、こちらをどうぞhttp://www.kitanihon.com/healthy/)世の中にはえらそうにまったく真逆のことを人にどうどうと語るあたまのわるい人がいるので、みなさんも気をつけましょう。ちなみに、プリン体の多い食品に関する表はこちら。下の表は、日本痛風・核酸代謝学会ガイドライン改定委員会が2010年1月に編集・監修した『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』から抜粋したものらしいです。

(引用:http://www.kitanihon.com/healthy/)

その数の子にプリン体が多いって言っていたひとは、卵に多いんだと言い張ってましたが、ぜんぜん嘘。ニボシとか、干し椎茸とかに多いっていうことは、なんだかダシの出そうなものに多そうだと思ったので、よくよくしらべると、どうやら旨味成分に多く含まれる物質だそうで。

(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%A1%A9%E5%9F%BA)

どうでしょう。わりと身近なたべものだとニボシが圧倒的に多いという結果でした。ちなみに、ビールを飲みすぎて痛風になるっていう話があって、ビールはプリン体が多いって印象がありますが、ぜんぜんそんなことはないらしいです。プリン体の多少に関わらず、アルコールの摂取は尿酸値を上昇させ、結果的にプリン体を多量に摂取したことと同等になって、痛風になってしまう人がいるってことらしいです。つまり、ビールの摂取による痛風は、プリン体の多量摂取が原因ではなくて、尿酸値の上昇が原因ってことなのです。まちがったことを堂々と当たり前のようにまきちらすあたまのわるいひとにだまされないように注意しましょう。

なので、痛風のひとは、カルシウムが不足してるからってニボシを食べようと思うのは、自殺行為なのでやめてくださいね。

ではでは。

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