場所が人生を決める
どうも、しゅーぴーです。
今日は、(はたらく)場所のことを書こうと思います。
昔は、仕事のために上京という考えが大きくあった世間だったと思いますが、最近は地方移住というのも流行っているようで、それだけ幅をもつことのできる時代がきたのだと思います。
さて就職。となった時に、働く場所についてちゃんと考えているでしょうか。仕事内容や待遇ばかりに目が行きがちな人も多いと思います。(まあ、わたしもそのひとりですが。)
- 働くのと場所は関係ない(どこでもいい)
- 東京がいい
- 地元がいい
とまあ、だいたいこの3パターン位に大別されると思います。あくまで働く前の時点での話です。で、実際に働いてみると、どこで働くかが実はとても重要なことなんじゃないかと気がついたりするものなのです。
- はたらく場所は、大いに関係ある(どこでもよくない)
- 東京はいやだ
- 地元はいやだ(東京がいい)
という風に、就職前とは全く逆に考えるようにもなったりするのです。しかし、これは自然なことで、それだけ自分の人生について考えている証拠です。
働く場所の中で、東京が固有名詞としてひとつぬけ出すのは、首都であり、現在の日本の経済機能の中心都市として致し方ないことです。東京出身の人からしたら、仕事の話になると不意に注目を集めることになり、まあ迷惑な話だと思う人もいるでしょう。
なにかにつけて話題の中心となり、東京は終わっているとか、東京は最先端だとか、全く反対の意見にさらされる東京ですが、ほんと東京が地元の人には迷惑なことだと思います。しかし、関心を集めるという時点で、何がしかの魅力があるということなので、どうか、東京をdisったり、批判したりする人のことは大目に見てあげるのが、大人ってやつなのかも知れません。
と、すこし話が横にそれましたが、結局、仕事として何をするかよりも働く場所の方が自分の人生に大きく影響するということです。こう言うと「成功する人はどこでも成功できるから。」っていう人が出てくるんですが、まあ、それは違うってことが、少し考えれば分かると思います。
そういう人は想像してみてください。自分の嫌いなことばかりを選んで生きてみた時のことを。どこでも成功できるというのは、結局、自分の嗜好を捨てることに等しい極論、詭弁です。よくよく観察すればするほど、成功している人ほど、これじゃないとだめだっていう位に、頑固に自分の行動を選んでいます。なので、こういう話をするときには、必要最低限、自分の思い通りの選択をしていることが前提となっているのです。そこを忘れてはいけません。
たとえば、大学まで北海道で生きてきた優秀な人が、沖縄市の役所で働いて成功したいと思うことが一般的でしょうか。きっとそうではないですよね。北海道の役所でやろうと思う方が、一般的かと思います。(例外の思考からは解放されてください。)
結局、人が動くのは理屈じゃないんです。最終的には、感情が一番正しいんです。誰一人として同じじゃない感情を抱えて生きている我々には、人の数だけ人生の正解があるのです。なので、他人の言葉を聞くときには、注意した方がいいでです。それはあくまでその人の正解で、あなたの正解じゃない。
自分の正解が分からないなら、まずは自分の気持ちに耳を傾けてください。で、その気持ちを尊重するように行動してみてください。行動してみると現実が見えるので、最も効率よく、かつ、現実的に自分の気持ちを試すことができます。
東京で働きたいなら、転職活動すればいい。やってみて嫌だと思えば、やめればいいだけです。ずっと東京で働きたくないけど、東京で働きたいなら、やっぱり東京で働けばいい。働いている内に気が変わってずっと東京で働きたくなるかも知れません。やっぱり地元に帰りたくなるなら、帰ればいい。それまでに身につけたスキルが助けてくれると思えばいい。
行動する上でリスクはたった一つです。それは努力を続ける必要があることです。それ以外はリスクではありません。もっというと、行動できるだけの気力があれば、基本的にはその人は行動のための努力をしているはずなので、ほとんどリスクはないともいえます。
仕事がうまくいかないと感じる人は、その場所があなたにあっていないことを疑ってみてください。環境は無意識に影響を及ぼすものです。人生を決定するのは仕事ではなくて場所です。今のあなたの場所は、本当にあなたにふさわしい場所でしょうか。
ではでは!