たのしい工学

プログラミングを学んで、モノをつくりたいひと、効率的に仕事をしたい人のための硬派なブログになりました

モノとの正しいつきあい方

   

どうも、しゅーぴーです。

今日はモノのことについて書こうと思います。じつは愛用のヘッドホンのイヤーパッドがもうずっとボロボロのまま使っていたのですが、とうとう修理(結局はパッドの交換)をしてきました。

スポンサーリンク

レクタングル大

音楽を聴くのが好きな人にとっては、ヘッドホンで聴きたいという願望が一度は沸いてくるものかと思います。

大学に入学してすぐだったと思うので、もう9年前のこと。アウトレットモールに行った時に、ふらりとBOSEのお店に立ち寄って、発見したのがこのQuietcomfort2でした。確か、3万いくらか、4万円はしなかったと思います。

qc2

このヘッドホンに惹かれた理由は、当時ノイズキャンセル機能が初めて搭載されたモデルだったからです。ノイズキャンセル機能とは、雑音をカットしてくれる機能です。なので、音楽を集中して鑑賞したり、音楽を聴かなくてもノイズキャンセルスイッチをオンにした状態でヘッドホンを着ければ耳栓のようにも使うことができます。耳栓と違うのは、必要な音はカットしないということです。人の声などの必要な音は聞き取れるようになっている所が、外界の音を遮断するための耳栓とは趣が違います。自然と集中したい時にうまい具合に手助けをしてくれるような代物です。



購入当初はノイズキャンセル機能を気に入って結構使っていたのですが、そのうちになんとなくイヤホンに浮気して、あまり使うことがなくなっていきました。折にふれて、ヘッドホンは使っていましたが、もともと物持ちのいい方で乱雑に扱うこともなかったはずなのですが、いつしかイヤーパッドのなかのスポンジが飛び出してきて、使うことは使えるのですが、とてもみじめな感じになってしまいました。気にせずにつかっていたのですが、さすがにひどいと感じBOSEショップに行ったわけです。

修理のつもりだったのですが、パッドの交換で済むという話で、費用は5000円程でした。交換し終えた所で、ヘッドホンの頭の部分も少々傷んでいて、この部分の交換になると、私のquietcomfort2というモデルは既に生産終了ということで、最新機のQuietComfort35(定価37000円)を15000円で交換ということでした。しかも最新機は本日発売だったようです。QC35は性能の向上したノイズキャンセル機能と、bluetoothによるワイヤレス接続が実現されているようです。しかし、私のQC2はまだ使えます。なので、交換はまだ先かなと思っています。

新発売されるモノは、旧式が存在するなら基本的にはそれよりもスペックの向上したものが売り出されるのがこの世のしくみです。でも、新しいモノをとそればかり求めていくと、結局はお金を使ってしまうわけで、単に新しいものがよいものだとは限らないとおもいます。たしかに、最新の機能が手に入るのかもしれませんが、本当にその機能が自分にとって必要なものかは、また別問題だっていうことも往々にしてあるわけです。

モノを持つよさは、それに愛着が生まれる可能性があるということです。生き物と同じように、長い時間を過ごすほど、手放せなくなる。そういう気持ちを持てるモノとの出会いはよいものです。

お金ばかりが減ってゆくだけで、心はいっこうに満たされない。なんて、貧しいお金の使い方はやめましょう。流行に取り残されるように、使い古すのが正しいモノとの使い方だとおもいます。

ではでは。

 

 - 生活