たのしい工学

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過労をあおる年収ランキング

   

どうも、しゅーぴーです。

今日は、年収ランキングについて思うことを書きます。

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どこかのつくった指標

年収ランキングで調べると、「最新!「平均年収トップ500」ランキング」っていう、東洋経済と会社四季報が協力してつくったランキングっていうのがでてきます。つまり、年収データというのは、会社四季報の持っているデータを利用しているのでしょうけれど、ここに記載されている年収っていうのは、おそらく源泉徴収票に記載される支払い額面のことを言っているのではないかなあと推測しています。つまり、賞与、残業、諸手当(交通費、住宅補助等)をすべて含んだ額ということです。そう推測する根拠として、テレビ局がずらりとトップに占めていることからあたりをつけてみました。聞いた話しによると、テレビ局は残業と賞与が多いので、年収が高くなるということです。つまり、少なくとも、このランキングは残業をした結果、年収が高くなっている企業ランキングと見ることもできるのではないかなあと。給料がおおくもらえる正しいイメージというのは、一般にはホワイト企業的なイメージで、残業がすくなく、給料が高いというものではないでしょうか。なので、この年収ランキングを信じてランキング上位の企業に就職してみたりすると、たしかに給料は高いんだけど、残業なかったら大したことないな、ボーナスは確かに高いけど。っていう、さほどしあわせじゃない感じになったりするのではないかなあと思ったわけです。

ところで年収って?

転職市場などで現職の年収を聞かれておどろいた人もいるかもしれませんが、基本的に年収というのは

年収=月給×12+賞与

で考えるものとされています。つまり、残業代は考慮されません。源泉徴収票でみた額が自分の年収だとよろこんでいる人もいるかもしれませんが、それは残業が含まれていることをわすれないでください。あっと思った人はとりあえず、源泉徴収票の額面から、月給×12+賞与、その他諸手当を引いてみてください。年間にどれくらい残業をしてお金をもらっているかがわかるでしょう。

年収が高いと思い込む不幸

で、残業がなかったら、どれくらいの額になるかを計算してみてください。もしかすると、この年収ランキング上位に載っているところで働いているひとは愕然とするかもしれませんよね。もちろん、このランキングだと、残業が少なくて年収がすくなる企業は下位にランキングしていることになるので、実際は下位のランキングの企業の方が給料に満足しているということもありうるのではないかなあと。上位のランキングの企業に勤める人で、いまの働き方でもらうその額に満足しているのかもしれませんが、残業の多さに嫌気がさしているひとも少なからずいると思います。ランキング16位には過労死事件で話題になった電通がランクしていますが、残業があってのこのランクだということを考えると、今回の事件と合わせて果たして、このランキングの上位の企業の年収の高さを素直に喜べる人ばかりなのかなあとおもってしまうわけです。残業が多くても年収が高ければいいに決まっているという人もいるでしょう。しかし、残業がこんなに多いなら、年収低くてもいいから、もっと残業が少ない会社がいいと思うひともいるはずでは。なので、あまりこういうランキングって特に、大学生とか、社会人になったことのない人には大きな誤解を与えると思うんですよね。

時給でかんがえると

ということで年収を時給換算してみるとランキングはどうなるかということで、こんなサイトがありました。上場企業の時給ランキング2016これを見ると、テレビ局はいなくなりまして、商社がトップに連ねるようになります。さきほどの東洋経済のランキングとは別のところがつくったものなので、単純比較はできないとはおもいますが、残業が多い所は、ランクを下げているようです。電通は8位で残業は67.8時間。まあ、平均でしょうけど、100時間越えているひともいるわけですから、この数字と実際とはまた違う事実があるということが浮き彫りになってますね。。

じぶんのスタイルではたらこう

なので、年収ランキングはあまり信じすぎると不幸になりますよって話です。残業すくなめでやりたい人もいるわけで、もしも今の職場や業界が構造的に残業過多にならざるをえないならさくっと転職もありですよね。マイナビジョブ20'Sで相談もよしですし、もしもいまいろいろな事情で仕事ができていないという人も大丈夫です。経験や経歴を気にしなくてOK!+若者正社員チャレンジ事業など、手段はいくらでもあります。今がつらいけど、ここでがんばらないといけないなんて理由はどこにもないわけです。いやならやめればいい。それで死んでしまったり、病気になるくらいなら、そういう決断ができることがどれだけ尊いかを理解してください。電通過労死事件は、そういう決断が大切だということを問うているのだと思います。(よかったこちらの記事も【電通過労死事件】高橋まつりさんの死を悼む

ではでは!

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