たのしい工学

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【自己啓発、メンタルアップ】平野歩夢さんに学ぶものごとへの姿勢

   

土曜の夜とか、ついつい夜更かししてしまいます。

結論からいうと、人生っていうのは自己満足じゃないかなあということで、おもったことのメモです。

何かを達成しないと気が済まないひとへ

平昌オリンピックが終わりましたが、トップアスリートの姿に勇気をもらった人もいるのではないでしょうか?オリンピックを観るおもしろさっていうのは、質の高い技能とか、そういうものを鑑賞するおもしろさもあると思いますが、それよりも、人間の精神力が試されるシーンが多々あり、それを見守ることができるおもしろさがあるのではないかと思います。客観的にみてプレッシャーのかかる状況で、どれだけのパフォーマンスを発揮できるか。もちろん、これは脚本のあるドラマでも映画でもなければ、小説でもない現実なので、本物の「真剣さ」を見ることができるわけです。

自分がその状況に立ったとしたら、まず平常心でパフォーマンスを発揮できるかとか、そういうことを想像するだけでもだいぶみどころが多いのが、オリンピックとかの数年に一度あるスポーツを鑑賞する醍醐味ではないかと。

そういう視点でみてみると、アスリートがいかに尊い存在であるかがよくわかります。

(全然技をかけないスキーハーフパイプの選手とかもいたみたいですけど、あれはあれで出場するまでの過程とかをドラマとかにしたらおもしろそうだとおもいました)

と、だいぶ話が脱線しました。

ようは、だれでも頂点に立てるわけではないのが世の中だってことなんですよね。トップを目指すとなると、そこには競争があり、それに勝たないとトップには立てない。必然的にトップをとらない人生もあるわけですが、じゃあ、それはおもしろくなくて、不成功なものだとおもいますか?

こたえとしては、自分がいかに人生に納得できるかだとおもうのですが、どうでしょうか。どんなことをやって、どういう状況であっても、それなりに楽しく生きているっていう人はいるわけで、それはつまり、その人が自分の人生に満足しているかどうかってことになるとおもいます。つまり結局は自己満足ということです。

で、今大会、ショーンホワイト選手とのオリンピック史上最高レベルの戦いを見せてくれた平野歩夢選手ですが、彼はさまざまな大会で勝利が確定していても、流しの滑りはしないそうです。理由は、つねに誰かと競うのではなく、自分自身と競っていくスタイルだからだそうです。これこそ理想的な自己満足だとおもいます。自分と競って自分を超えていくことで得られる満足は、すがすがしいですからね。

他者との比較ではなく、自分の満足に照準を合わせた生き方は、簡単なことではないと思いますが、突き詰めるとどこまでも行けるメンタリティなのだとも言えますね。

ではでは!

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