たのしい工学

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Abema TVっておもしろいですね

   

どうも、しゅーぴーです。

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レクタングル大

皆さん、もうAbemaTVは観ましたか?
今週の月曜日に本開始されたサービスで、ネット環境さえあればPCでもスマートフォンでもどこでも観られます。(https://ja.wikipedia.org/wiki/AbemaTV)

 

現在、Ameba Newsというチャンネルでは、生放送で矢口真里さんやテレビ朝日のアナウンサー矢島悠子さんが出演しています。

 

一番驚いたのは、スタート・ストップボタンがないことですかね。
Youtubeなどの動画サイトとの決定的な違いではないでしょうか、ユーザーで視聴時間を操作できないために、同時間性を味わえるのがいかにもテレビ番組って感じがします。

 

画質もよいと思います。
ぱっとみテレビと違いがわかりません。
(強いてい言えば、左上のLIVEテロップ横のハッシュタグ表示のベースのクオリティが気になるくらい。)

 

ニュースコンテンツはテレビ朝日の報道のものを利用しているようですので、ニュース報道の質についても問題なさそうです。テレビ朝日と組んでいるためか、テレビ朝日の地上波コンテンツの宣伝なども流れるのですが、現状はものすごい宣伝効果になっているかと思います。他の地上波局も追随するまでは、かなり優位な事ではないかなぁと。

 

ネットかTVかみたいな事がよく議論されていますが、両方あってのAbemaTVだと思います。Abema News、つまり、報道コンテンツがテレビ朝日の協力によりクリアされたことで、実現の目処がたった部分は大きいと思います。

 

活字メディアである新聞や雑誌などは、ネットコンテンツへの移行の流れがすでに普及しつつあると思います。それは、旧来メディアの新聞や雑誌の内容のコピーである部分も多いとは思うのですが、結果としてネット媒体も報道的機能を備える事ができたことが、これだけ活字ネットコンテンツが大きく普及するきっかけになったのだと思うんです。ようは、権力をコピーしたことで、信ぴょう性まで獲得できたのではないかなぁと。

 

一方、動画ネットコンテンツはyoutuberが登場したりしていますが、それは個人メディアの範疇にとどまる事が多いです。動画webコンテンツが活字ネットコンテンツのように普及しない理由を考えた時に、両者の違いとして、動画ネットコンテンツには報道的機能を備えたものがあまり普及していなかったのではと考えました。活字ネットメディアのように旧メディアからの権限委譲、つまり、TVからの権限委譲がなされていなかったという事です。ネットが信ぴょう性を得るには、旧メディアとのパイプがどうやら必要な気がするのです。

 

そういう意味で今回のAbemaTVは動画ネットコンテンツの歴史を塗り替えたのではないかなぁと。テレビ朝日という旧メディアからの報道機能という権限を与えられた事は、大きな意味があると思うのです。

 

あとはAbemaTVの収益化がうまくいくかどうかです。TVと同様に広告モデル手法をとるらしいですが、どのように利益を生み出していくかはとても楽しみです。

 

というわけで、
今後もAbemaTVから目が離せません。

 

ではではー。

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