たのしい工学

プログラミングを学んで、モノをつくりたいひと、効率的に仕事をしたい人のための硬派なブログになりました

答えばかり求める人には小説を

   

どうも、しゅーぴーです。

昨日、第十三回本屋大賞が決定しました。

スポンサーリンク

レクタングル大

因みにこの「羊と鋼の森」という作品は、第153回の直木賞候補作でもあったらしいです。

作者の宮下奈都さんはこれまで、
第98回文學界新人賞佳作 「静かな雨」
第26回坪田譲治文学賞 「よろこびの歌」
第9回本屋大賞 第7位 「誰かが足りない」
と、様々な賞を受賞しており、文壇や世間からの評価を得ている方のようです。

全国の書店員さんがオススメする本第1位という訳で、
いつもビジネス書しか読まない人や、
エッセイしか読まない人も、
たまには小説を読んでみるのも良いかもしれませんね。

小説は同じ本でも、ビジネス書などとは全く違う種類のものだと
個人的に思っています。

どう違うのかというと、
小説は読むものというよりも、
鑑賞するものという表現をした方が、
より正確なような気がします。

私は小説を読む事がずっと苦手でした。

何故苦手なのかというと、
結局よくわからないからです。

ずっと小説とはそういうもんだと思っていたのですが、
そういうもんのままにしていたら、
全く小説を読まなくなりました。
理解しようとしても理解できないものは、
とてもつまらなかったのです。

何年か経って、
久しぶりに小説を読んだのですが、
今度は理解しなくていいやと思って読んでみたのです。

映画と同じように、
鑑賞するものだと考え、
わからない部分は雰囲気みたいなものだと
思って読んでみました。

すると、以前感じていたような退屈さを感じる事はなくなりました。

小説って不思議なものだと思いました。

それ以来、少しずつ小説を読むようになりました。

映画を観るのと同じ脳味噌の部分を使う書物。

小説はそういうものだと思ったりしています。

 -